作詞・作曲:その辺の人
歌:MEIKO
歌詞
君は冷蔵庫に何も入ってないのに
何かを作ろうと必死になっている
そんな状態さ
君は焦ってばかりで他人と比べてばかりで
遠くて届かない誰かの写真を
眺めてばかりさ
途切れ途切れの道しるべ
どれが僕の可能性
こんな自分でいたくない
扉開けて風が吹くほうへ
嗚呼
君は冷蔵庫に集めた食材で
誰かのレシピから真似してみるけれど
うまくいかない
消えてしまった道しるべ
これが僕の期待性
どんな自分になれるかな
冷たい風が吹いてくるほうへ
嗚呼
左回りに進んだって
どうやら何を作るとしたって
君だけのもの
自分でしかできないような
遠回りして見つけたのなら
君だけのもの
さあ、作ろう
セルフライナーノーツ
小学六年生の時
「将来の夢はお笑い芸人になることです。」
文集にも書いたし、卒業式でも言った。
でも中学3年の時捨てた。
別に努力をしたわけでもないし、なんとなく芸人というのはニヤニヤして楽しそうで理由はそんなもんだった。
だけど夢がないと急に不安になった。
どうして生きているんでしょうか?
夢がないとダメなんでしょうか?
やりたいことってありますか?
死んだら結局何も残らないんじゃないんですか?
いままで夢ってものがあったから生きていたみたい。そんな気がした。
なんとなくインターネットで『夢がない』と検索してみた。
君は冷蔵庫に何も入っていないのに何かを作ろうとしているんだ。
冷蔵庫に牛乳しか入っていないのに何かをつくれるかい?
夢なんてなくていい。いまはたくさんのものや、いろんな人と出会って食材をあつめてから、何を作るか考えてごらん。
そんな文章に救われてしまった。
高校受験が終わると学校から帰って、おじゃる丸、スーパーニュースをみて飯を食う。ぐうたらな生活が続いた。でもラジオが好きで、ロックバンドが好きだった。
じゃあギターでもやってみますか...
父親の実家からクラシックギターを持ってきて、ギターの雑誌を中古で買い、スピッツのチェリーを練習したが全く弾けなかった。
でも、AmとEmなら弾くことができてその繰り返しばかり弾いていた。
ぼくはネクラな男になるともうその時点で決まっていたようでありましたとさw
めでたしめでたし。
はぁ~おなかすきましたねー!!
山田君!
スイスロールと牛乳持ってきて! かしこまりました!
完