作詞・作曲:ジヲ
歌:音街ウナ
歌詞
おはよう。
目覚まし代わりのケトルの沸く音
雨ざらし決めた正午
夢はさめてしまうもの
色のない空気とありふれただけの正午
使い回しのカップを置いた
今夜も勝手に鍵が開いて
悪酔いの君が来ることを知っている
見当違いな倫理を前にベッドを譲るけど
今夜に限っては揺れていいのだろう!
それも、Ifの話
閑散とした天気 最高に空元気
乾きの広がる辺に匂い立つ君のセンシティブ
北西からの景色 視線の騒ぐイメージ
どうせ地獄さ、maybe
これくらい伏して天に流しておくれよ、rainy
「街であなたを見かけた
小洒落たカフェテリア
浮つく窓際 Sunday」
どんどん膨らんでいく話
なんという勘違い 反論の隙はないや
「とんだ地獄だ、Babe!私はただの便利?」
熱い湯を浴びた僕に沸いた感情の権利
向いた痛みと鋭利 間違いのない嫌疑
もしかして君の手にあるのは僕の命日?
話をしようぜ、Lady
それが僕らの最後と呑込むまでもうちょっと
それが僕らの最後か…
舌に残るワンショット
閑散とした天気 最悪なほど元気
渇きも忘れる程に
匂い立つそれはセンシティブ
火傷の跡を舐めずる
ありふれただけの正午
正直になるよ rainy
『ごめんよ、愛しのBabe』
セルフライナーノーツ
初めまして。ジヲと申します。裏面で流れてきたポテトチップスを表向きにひっくり返す仕事をしています。のり塩ライン担当です。
本楽曲「 rainy 」は、男性視点で展開していく後味の悪い浮気ストーリーとなっています。「昼顔」みたいなやつです。見たことないけど。
浮気をされてしまった彼女は、キッチンにある包丁を手に取り(ここコンピのタイトル回収)、怒りと悲しみの波動を纏い時速300km/hで彼に襲い掛かりますが、ベンチプレスによって鍛え上げられた彼の美しいビューティフル肉体美の前に返り討ちに遭ってしまいます。
一方で彼の方なんですけれどもね、えぇ。此奴がどうしようもないクズ。コップ使い回すわ、言い訳して責められたら逆ギレするわ、動かない彼女のチョメチョメを眺めチョメりながら酒を飲んで落ち着こうとするわ、エトセトラ。そもそも浮気してる時点でアレですが。
あとさらっと言いますが、最後に電話をかけた相手が男性にとって本命の彼女で、足元に転がってる方が浮気相手だったりします。
あとこれは全然関係ない話なんですけど、車のナンバープレートって何なら代用できるのかな〜って考えたことがありましてね。当時は「まな板に数字を書く」「電光掲示板で数字を表示」等の案が出たんですが、さっき思いついた「額縁にナンバープレートを入れて飾る」という方法なら、ナンバープレート自体に加工はしてないし、額縁に装飾を施すことで簡単かつ可愛く他のものと差別化が出来ていいんじゃないかなって思いました。
まぁ、結構何が伝えたいのかと言いますと、この物語はフィクションであること、浮気はバレずにやろうということ、ポテトチップスはどの味も堪らなく美味しいということです。よかったら明日のおやつにでもいかがでしょうか。
ちなみに今食べたいものは源氏パイです。